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コールセンター外注までの流れ
コールセンターを外注し、業務を開始するまでには、段階的な手続きが必要です。手続きが煩雑そうというイメージから、コールセンター外注をためらう企業も数多くあります。しかしコールセンターを外注することで、業務を効率よく円滑に進められ、利益の増加や事業規模の拡大に繋げることもできます。そこでこのページでは、コールセンター外注から運用開始までのプロセスを詳細に説明します。外注を検討されている方はぜひご覧になり、参考になさってください。
1. 外注するコールセンターの決定と申し込み
業種やコールセンターサービスの種類(インバウンドがアウトバウンドか等)を元に、コールセンターの外注先を選定します。コールセンターによっては特定の業種に特化したサービスもあるので、ホームページなどをよく見て決めましょう。また、価格や実績、セキュリティなども見るべき点です。外注するコールセンターサービスを決めたら、申し込みをします。
2. ヒアリング
外注先によるヒアリングが行われ、サービス内容や運営方針が決定されます。主に聞かれるのは以下のような内容です。
・対応希望日
・対応希望時間帯
・業務内容(お客様対応、受発注業務、テクニカルサポート、架電営業、テレアポなど)
・想定される電話対応数
・外注する期間(1ヶ月程度の短期利用か、数ヶ月~1年以上の長期利用か、あるいは数日のスポット対応か)
具体的に要望を伝え、打ち合わせがスムーズに進むように準備をしておきましょう。また、電話以外にメール対応やチャット対応など委託したい業務がある場合は、その旨も伝えておくと良いです。ここで出来るだけ詳細に外注する内容を伝えることができれば、後々のトラブルを防ぐことができます。
3. 契約交渉
選択したコールセンター外注サービスとの契約交渉を行います。契約にはサービスレベル契約(SLA)や料金体系、機密保持契約(NDA)などが含まれます。
4. インフラや回線の準備
外注先のコールセンターが必要なインフラや回線を整備できるように支援します。これには通信システム、ハードウェア、ソフトウェア、セキュリティ対策などが含まれます。基本的にコールセンター外注サービスにはこれらの設備に対する知識やノウハウが揃っているため、積極的に活用しましょう。
5. トークスクリプト作成
商品やサービスに関する知識を依頼側が提供し、それを元にトークスクリプトが作成されます。コールセンターサービス全体の品質にも関わってくるため、詳細な資料を用意し、どのように対応してもらいたいかなどの要望や、営業課題などを具体的に説明しましょう。一貫したブランドイメージや知識をスタッフが持つことができれば、高品質な対応が期待できます。
6. スタッフ研修とトレーニング
作成されたトークスクリプトを基に、外注先スタッフの研修が行われます。基本的にこの研修も外注先に任せることができますが、より品質を高めたいのであれば積極的に関わり、ロールプレイなどを通じてコールセンタースタッフの対応をチェックするといいでしょう。
7. テストと品質管理
コールセンターの運用が実際に開始される前に、設備やスタッフにおけるテストフェーズを実施します。テストコールを行い、サービスが正常に行われるかどうかと、顧客対応の品質のチェックを行います。問題がなければ、いよいよ運用開始に向け動き出します。
8. 運用開始とモニタリング及びフィードバック
外注されたコールセンターが本格的に運用を開始したら、その対応内容をモニタリングし、適宜フィードバックが行われます。定期ミーティングなどを通じて、改善案やトークスクリプトの変更などを模索すると良いでしょう。ここからが、顧客満足度や販路拡大などに繋がる重要な局面なので、積極的にフィードバックを行い、常に最適化するようにしましょう。
以上が、コールセンター外注の基本的な流れです。コールセンター外注サービスを上手く活用することで、業務の更なる効率化と業績アップを狙うことができます。外注の際に不要な時間をかけることのないよう、しっかりと準備して臨みましょう。
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